5月に入り、本格的に就職活動を開始している学生さんも多い今日この頃かと思います。就職試験もそうなんですが、
何より面接対策を十分に行えているでしょうか?最近の企業では面接を重視している企業も多いと聞きます。
それは多分どの世界でも同じなんでしょうけど、ITの世界でも多分そうなっています。

しかし、近年はその面接方法が変わってきているとも聞きます。
普通、企業の面接ってその会社の人事の偉いさんあたりが行うもんですよね。
だから縁故入社なんてのも横行したりするのかもしれませんけど。
しかし例えば某大手世界的IT企業の面接は、実際に一緒に働く ことになる現場の社員が行うそうです。
知識やスキルは後付けできるけど、人間性と言いましょうか、要は 「この人と一緒に働きたい」と思うかどうか、というのが判断の基準になるそうです。

今の会社批判をするつもりはありませんが、確かに上の人に任せると基準が出身校だったり、無難な受け答えを するつまんない子が通ったりしますよね。それぐらいなら確かに現場の人たちの方が正しい判断ができるかも しれません。

ITの世界に限らず、どの世界でも存外しんどいことは多いですから、少なくとも入社数時間でばっくれるような輩には早々に退場願いたいものですしね。
とはいえ、近年は若者の仕事に関する考え方も大幅に変わってきているようですから、もしかしたら今後の面接は、その辺りの見極めが重要になってくるのかもしれませんね。

長年採用関連の仕事をしていた知人から聞いた言葉です。
「経験がないなら、会社に自分の何を売るのかしっかり考えることが大事」
なるほどだなと思います。IT業界は今時代、人材不足とされている現状があるわけです。だから未経験でも可のプログラマの募集も目立ってきています。しかもOJTでスキルまで付けさせてもらえるというものもあったり。

誰にでも可能性がある業界だからこそ、しっかり面接で何をアピールするのか考えてほしいなと思います。